現実療法はリアリティーセラピーとも呼ばれており、アメリカの精神科医である「ウィリアム・グラッサー博士」が提唱したカウンセリング手法の一つです。
この治療法は主に非行少年や非行少女を対象にしたカウンセリングと心理療法に用いられます。
非行を起こす傾向にある子供というのは、比較的現実逃避的な行動をしやすい状態であると言います。その為、自己の行動に責任を持ち、現実をしっかりと受け止めるように導く事が大事だと提唱しています。これが現実療法の概念なのです。自分で自分の行動を選択できるということは自由があるということです。